雑記:027 キャラドルフィーを買ってみた




 なんか安く売ってたから買ってみた。→公式
近所のボークスSRレンタルスペースにて新品未開封の「珠瀬壬姫」が2千円。
実店舗ではまだまだ定価販売しているのを横目にちょっと変な感じの買い物だった。

 で、衣装が割りと気に入って、ヤフオクを見ると4千円とかでも出てたから「御剣冥夜」も新品購入。
PVCヘッドなどに興味は無いし、そもそも原作のゲームなどやったことないが、
衣装が結構いいデキで気になっていたから安いなぁと。

 ところが、このヤフオクで出品していたのは有名なテンバイヤーさんらしい。
定価16800円(税込17640円)のブツを、どうしてこんな安値で大量に転売しているのかと。
そう思って調べてみたら、近所とネットでしか買い物しない俺には付いていけない事実があった。

 2009年6月、ボークスの新宿SRが閉店する際、在庫の一斉処分が行われていたらしい。
しかも閉店日が近づくにつれて値下げ幅が異常なほどに下がって、このキャラドルフィも最終的には
2〜3千円までになっていたそうな。

 さらにこの閉店だけでなく、大阪でも店舗改装の際に大幅値下げされていたみたいである。
軽く電車で行ける範囲でも安売りがあったのを知らなかったのは色んな意味で残念至極。
おそらくテンバイヤーさんたちはこのルートで安く仕入れていたみたい。

 定価から考えるとマジキチだが、そこまでしないと捌けない価格帯なのは否めない。
実際にその様子をレポートしたスレを見たが、値下げされるまではちっとも売れなかったようで。
かく言う俺も、例え転売でも格段に安いから買ったわけだからな。

 こうした結果だけを見ると、このキャラドルフィーシリーズは完全な自爆で終わったようである。
3体目から後続が発売されてないのも、こうした流れとか値段とかがあったからだろう。
ドール業界へ新規顧客を呼び込む狙いがあったみたいだが、大丈夫なのかボークスさんは。

 それはともかく、買って気に入ったから気付いた点を書くわけなんだが、
一般的なレビューみたいなことはしないんであしからず。
普通のことはググればすぐに出てくる。



 まずは服の造詣。
買うまでは分からなかったが、同じに見える2キャラの制服も微妙に違っている。
27cm素体と25cm素体の差もあるんだろうが、「御剣冥夜」の方が若干大きめ。
胸囲と袖丈が大きいのは分かるが、スカートのウェストまでデカいのはなぜだろうか。
素体的にはさほど違わないし、インナーを着ても変わらないから、履かせてもしっくりこないんだが…

 スカートの丈は同じ、しかしタマの方にはフリルでチュールな裏地があって、着脱不可。
これに付いていたモール製のしっぽは外した、イラネ。
後述するが、このスカートは割りと自作する上で色々と見所があるものであった。

 襟の後部分も「御剣冥夜」版の方が大きい、しかし前部分はやや頼りない。
上着の前止めはどちらとも金属ホックなのだが、胸当てにインナーの紫を反映し大きくしたことで、
ホックの固定位置が手前に出すぎている。この点で上着の固定自体がやや不安定に。

 他にも付属のインナーや小物での差もあるが、衣装を目当てに購入する場合は、
ボディやヘッドとの兼ね合いも考えた方がよさそうである。



 で、持ってる人はなんだこりゃと思ったかもしれんが、リボンを改造しといてみた。
改造と言っても大したことではない。制服に固定されていたのを外して着脱式にしただけ。
リボンの裏にゴムひもを通して、ホックを付ければ出来上がり。
いわゆる女子高生リボンと同じ構造になる。

 ただ前述したように、服のサイズが違うためゴムひもは同じ長さにはできない。
マネする場合は、各自襟の接続部分を計ってお試しを。



 で、付属のPVCヘッドやボークス素体には興味がないので、
ウチのドールに着せてみた。

 原作サイトを見るともっとド派手な髪型ばかりなので似合いそうにないんだが、
花桜梨には結構しっくりとくる気がする。ゲームのキャラだからゲーム系は似合うのか。

 青髪のポニテが『マブラヴ』にも『君のぞ』にもいるようなので、さくらはどうだろうか。
多分、さくらも基本的には似合ってもいいはずなのだろう。
セガのキャラドールゆえ、これだけ肩幅がごまかせる服でもやっとこさな感じ?

 ボークス製品だから、付属のボークス素体を前提にしているんだろうが、
特にオビツボディでも大した問題はないようである。
オビツはふくらはぎがやや太いので、ブーツはちょっと履かせにくかった程度である。
むしろ、バラしやすいオビツの方がインナーと制服を一気に着せるのには向いてる。

 着せた感じ、オビツ27S胸ならタマ版でちょうどいいと思う。
M胸以上やさくらの様なノーマルなら冥夜版でないと胸周りが窮屈だろうが、
ボディ全体との兼ね合いで言えば、ウェストラインなど含めてタマ版は収まりが良い。
付属品の数やフリルを嫌って冥夜版を買うよりも、着せた感じで選ぶのも考え物。

 つーか、新品のボークス素体を初めて手にとったが、ほんとバリとゲートが多いでやんの。
この衣装ってアゾンの既製品よりよっぽど繊細な生地を使ってるクセにこの状態かよ。
新規層開拓向けの商品言うても、こんなんを初めて手に取った初心者は速攻で電線させるぞw
ほんとボークスって何考えてんの?



 と、冒頭から散々ボークスにケンカ売ってるような記事になってはいるが、
この制服衣装一式がイイものであるのには変わりない。

 特にこのスカートのホック部分は良く考えられていると思う。
通常ならベルクロ(マジックテープ)だけとか、金属orプラのスナップだけとかなんだが、
このスカートの場合はベルクロと金属ホックの2つできっちりと形よく閉められる。

 ドールのように小さなものだと、本物のスカートでは使われるファスナーはなかなか付けられない。
かといってホック部分だけだと固定が頼りなく、結局はベルクロで強引に閉じられやすい。
どちらも見た目的に良くなく、クリップの針金を使った閉じ方もあるが、アレは造形が面倒。
俺も色々と考えたが、このスカートのやり方はなかなか良い発想である。
今後作るスカートでは取り入れていこうかと思う。

 キャラクタードールとして見れば一見完成度がかなり高いものの、
やっぱりボークスな注意点は存在するシリーズのようではあるが、
衣装単体だけをゲットしたい人は早めに動くことをお勧めしておく。
(2010/08/14)
     
1/6ドール 「偽装の多いカフェ」
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