雑記:038 テール結びのヘアゴム


 あやののツインテは、新品状態の時からずっと輪ゴム止めだったわけ。
リボンはその上から結んでいるから、写真によっては分からないかもしれない。
で、その輪ゴムが流石に劣化して切れてしまったから、新しい輪ゴムで止めなおしたんだが、
色々書いておくと良いかと思って、紹介がてら書いておくかと。

 まず、言うまでもないかもしれないが、1/6ドールのテールには普通のヘアゴムは大きすぎる。
後述するようなものによっては止められるが、耐久性などでやっぱり難はある。
かといって、これまた普通の輪ゴムでもちょっと長すぎるので、止めるのは結構面倒だ。

 だったら、あやのはどういう輪ゴムで止めていたのかと言うと、切れたものを確認すると、小さい。
実は一般的な輪ゴムというヤツには番号順にサイズが存在しているらしく、それの小サイズのようだ。
手持ちにはそんな小さい輪ゴムなど無かったので、近所で探したら一応は売っていた。



 共和オーバンドの、下から2番目のサイズ(#8)。
つーか、ダイソーなどで取り扱っていなかったから、ホムセンで買うハメになった。
値段はこの1箱で2~300円ぐらいやったかな、なんだよ約1640本入りってw
こんな大量には要らねーよ、もっと小売で安くしてくれよ、欲しいやついたら格安で譲ってやんよ。

 ともかく、これでどうにか元通りになったわけだが、
ドールヘアのテールというのは、こうして輪ゴムが切れてしまう前に気をつけておく点がある。
簡単に言うと、止めているゴムなどが急になくなったり、あるいは故意にはずしてしまった場合、
そのテールがバラけてしまう可能性が高いということである。

 ドールヘアは人間のヘアスタイルと違い、自然に流れがテール方向に曲がるわけではない。
特に、カスタム用ヘッドや自分で植毛したものでなく、完成品として販売されているドールであれば、
お湯パーマをしても無駄だということは以前にも述べたとおりである(一部除く)。

 実際に、あやのは一度シャンプーする時に外してしまい、数本が変な方向に行って戻せていない;
今回の輪ゴムが切れた場合は、幸いなことにゴムが一部で固まっていたのでバラけはしなかったが、
交換の作業をするのであれば同じことを気をつけなければならず、何か対策が必要である。



 ということで、とりあえず糸で縛っておいてみた。
劣化した輪ゴムを外さずに、新しい輪ゴムを結ぶというのも考えたが、綺麗にできず断念。
多少ゆるくはなるものの、大惨事に至ることはなく作業を完了することができた。

 輪ゴムなどが劣化によって突然外れる可能性は十分にあるので、
気になる人はあらかじめこうした保険的対策をとっておくのも良いかもしれない。

 ちなみに、ベルダンディーやさくらなどのポニテも、ゴムが外れたり、外したりしたことはあるが、
あれだけ長いポニテであれば、バラけてもさほど気になるような問題にはならないようで。
あやのみたいな、短くて曲がっているテールぐらいなもん、とも言えるかも。



 それで、輪ゴム以外でドールに合うようなサイズのヘアゴムと言えば、こうしたものがある。
ダイソーなどでも売ってる、カラーヘアゴム。

 カラーは各種あるのでヘアに合わせやすく、キラ系やラメ系のもあってオシャレwでもある。
先ほどの輪ゴムよりは長くなるが、格安で入手できるゴムとしては一番手ごろだと思う。
ウチでは、ベルダンディーやさくらでポニテ結びにしてたり、
ナコルルの前髪と後ろ髪の区分けにもつかっていたりもする。

 では、なんであやのにはコレを使わなかったのかというと、
実はこのヘアゴム、耐熱性がかなり低く、お湯を掛けるとほぼ確実に切れる。
また、安物だからか強く引っ張ったり、結びを何重にもしていったりしても切れやすい。

 糸の対策があるにせよ、バラけてほしくないテールが突然ぷっつりいくのは避けておきたい。
ということで、耐久性の上ではより丈夫な一般の輪ゴムにしておいた、ということである。
輪ゴムの劣化は紫外線による影響が一番らしいので、室内だけのウチなら長期間持つだろう。

 当初思っていたよりテールヘアのドールが増えてしまったんで、
これからもこうした面倒ごとが続くかもしれん、何かもっと楽にできないもんかね。
(2012/04/07)
     
1/6ドール 「偽装の多いカフェ」

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