雑記:022 フルスクラッチしてみる
このサイトではあまり小物を使った撮影をする気がないので、
必然的に1/6の小物はあまり持っていない。
それでも刀剣とか、銃火器とかは持っていたりする。
なぜだろうか、刀剣はともかく銃は持たせる予定もないのに。
どうせ撮影するのなら、自動小銃やらの物騒な代物より、レトロな小銃の方が欲しいもんだが。
それというのも、やっぱり入手しやすいのがマシンガンやらライフルやらだから、ということ。
なぜか食玩メーカーすら参入していたようで、大手メーカーと合わせて商品規模がでかい。
対して、大昔の火縄銃やら、海賊ものの定番なフリントロック銃などはほとんど見かけられない。
存在はしているようだが、フィギュアのセットでぐらいしか見たことがない。
ということで、手に入らんものがあったからやっぱり作ってしまったと。
なにを? フリントロック銃を、である。
ドールサイトとはあまり関係ない内容かもしれないが、
あえて模型の素人がドールサイトでやることに意義があるかもしれないんで、書いといてみる。
使用したのは、タミヤのエポキシパテ(速乾)。
ガンプラの修理では使ったことはあるし、オビツボディの改造では内部パーツにいつも使っている。
しかし、イチから成型するのは経験がない。
なんかよく分からんという人は、粘土細工だとでも思ってくれればいい。
ていうか、実際固まったらプラスチック並になる粘土っぽいものだ。
グーグル画像検索で「フリントロック銃」などと打ち込んで、出た画像を元に製作スタート。
サイズまではよく分からんので、大体目測で計ってデザインをしてみる。
まずは大まかな形に成型してみて、固まったら削って調整してみる。
この時点で、自分的にはいい感じになってるような気がした。
次にバレル(銃身)部分を削って、それっぽくパテを追加盛る。
トリガーとか、側面のパーツとかも成型しながらくっ付けていく。
トリガーの周りを作って付ける。
銃の参考資料にとワンピースを読んでたら、銃身の先端が膨らんでいたので変更してみる。
他の画像などを見る限り、必ずしもこのデザインというわけではないらしい。
最後に塗装して完成。
本体の成型時にヤスリがけを細かくしなかったら、結果的に木目調になった。
荒い金属ヤスリだけでも場合によってはいいみたいである。
実は最後の成型が済んでから、この塗装をするまで数ヶ月の間放置していたりする。
参考にした画像もそうだし、数少ない既製品もそうだが、もっと細かい作りをしているんよ。
金属部分とかグリップとか、そういうとこをもっとこだわるべきかと検討していたわけだったが、
これ以上イジッても、良くなるどころか壊したりしそうな気がしたので、この時点で完成とした。
ま、所詮売りもんにするわけじゃねーし、自サイトの撮影だけやしねぇ。
とりあえずさくらに持たせてみた。
スケール感は別段問題ないみたいである。
でも、やっぱり似合うキャラに持たせてみたい気もするわけで。
なんかそれっぽい衣装を作ってみたいなぁと思う今日この頃である。