雑記:039 消えるペン FRIXION を試してみた


 自作ドール服スレにて話題が出ており、近所のユザワヤが文具を安く売るようになったので、
ものは試しと思って、PILOTのFRIXION COLORSを買ってみたわけである。

 一般的にはボールペンなんだが、今回のはフェルトペンのやつ。
1本定価100円、安い部類の水性ペンだ。



 「こすると消える」というのが謳い文句な製品で、紙に書いた後1分ほど乾かせば、
ペンキャップの先に付いているラバー部分でこすると消えてしまう。
――よく見れば跡は残っているし、話では冷凍すると復活するらしいんだが。

 ただ、説明書きによると「高温で消える」らしく、情報によれば「洗えば落ちる」とのこと。
つまり、普段使っているチャコペンと同じような性質なんで、代わりになると言われる。
では、そうした特長はどの程度なのか、そもそも紙ではなく布に対してはどうなのか、試してみる。

 買ってきたのは、赤と黄色。
目的としては、普段の青いチャコペンで書いても見えない布をどうにかしたい。
白いチャコペンはすぐ使い物にならなくなる上に値段が高いし、赤いペンはすぐに消えてしまう。
チャコペーパーというのもあるが、あれは一度なぞったらやり直しがきかず面倒だ。
だから、そうした生地でも見やすくなるような色を選んだわけである。

 対する布生地は、もっともよく使われるT/Cブロード生地、黒と濃い青・緑とした。
サテンやニットなどについては、今後機会があれば試そうかと思う。



 まずはそれぞれの生地に、赤と黄色で書いてみる。
一度なぞるだけではやや見にくいので、2度書きしておいた。
発色としては上記のような感じだが、実際にはもう少し見やすい。
これらの色生地であれば、特に使い分ける必要はないだろう。



 「高熱で消える」ということなので、まずはアイロンを低温でかけてみる。
そしたら、消えるどころか白くなるだけで一向に消える気配はない。
説明では60度以上となっているので、低温でも要件は満たしているはず。
これ以上温度を上げることもないだろう、そもそも白くなれば白い紙に書いたものは消えたも同然。
つまり、高温によって布生地に書いた跡を消すことはできないということになる。

 逆に言えば、作業の途中でアイロンをかける必要のある場合には向いている。
青いチャコペンはアイロンでもさほど消えないが、スチームで水分があれば当然消えてしまう。
作業工程が複雑になるのであれば、持続性という意味で有効と言えるだろう。



 では、当の水で洗い流せるという点についてはどうだろうか。
消えにくいということは、完成しても跡が残ってしまうことにもなりかねない。
完全に消すことができなければ、チャコペンの代用として成り立たないだろ。

 なので、軽く水洗いと洗剤洗いをしたのが上記となる。
両方ともじっくりと洗ったわけではなく、蛇口先でのつまみ洗い程度である。
それでも、水洗いだけでうっすら残っているのに対し、洗剤を使えばほぼ落ちている。
完成後に洗濯をする人がどの程度いるかは知らないが、俺は大抵洗うんで、これなら問題ない。

 結論としては、洗って落ちるのだからチャコペンの代わりにできる、ということになる。

 ただ、単純にそう言っていいのかは若干疑問になる点も残っているわけで、
それはピケがはみ出した部分も消えるのかと、時間が経ってからも消せるのか、ということだ。

 実は今回の実験? は、ペンを書いてから10分程度しか時間経過させずに洗っている。
何度か書いたが、俺は生地に印付けしてから長期間放置することもよくあるw
だから、時間経過によって消せなくなるのは一番気になってしまう。



 とりえあず、上記の左側がペン書きの上にピケを塗ったもの、を洗剤付きで洗濯したもの。
ピケを付け過ぎたかもしれないが、薄くもならず一向に消える気配がない。
俺はよくやらかすし、チャコペンなら何だかんだで消えてくれるんだが、
このペンを使う場合に限っては、絶対にピケがはみ出すような事態は避けたほうがいいみたいだ。

 また、右の方は書いてから1日経過したものを、同様に洗剤洗いした。
とりあえず、1日そこらでインクが固まってしまうことは無いようである。
が、できれば最低でも1週間ぐらいはセーフでないと俺は困る。

 ペンを買ってきたのがつい先日なので、この点に関しては今後時間をかけて見ていこうと思う。

 <2012/05/19 追記>
 1週間経過したペン跡を洗い流せることを確認。


 <2012/06/13 追記>
 1ヶ月経過したペン跡を洗い流せることを確認。



なんにせよ、今まで使いずらかった濃色生地に合う便利なチャコペン代わりができた。
これで作業が進む――と思ったら大間違いではある;w
(2012/05/12)
     
1/6ドール 「偽装の多いカフェ」

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